2006年 02月 17日
「約束のみず」ものがたり |
「約束の水」
ものがたり
ミツコは日系ブラジル人。祖母から、日本は人々が山や森や水に囲まれて暮らす国だと聞いていた。その祖母も故郷の村の「約束の水」という湧き水を恋しがりながら息をひきとった。意を決して祖母の国を訪ねてみたが、そこにはもう祖母から聞いていた日本の姿はなかった。山間地にある祖母の故郷も、もう無人地区になっていた。
ミツコはそこである家族の一団と出会う。家族に無断で山に戻ってきた年老いた父親を連れ戻すのだという。だが、説得する家族には心を閉ざす老人が、なぜかミツコのくちずさむ歌に子どものころの記憶をよみがえらせていく。
老人はミツコのために「約束の水」を探してやりたいと思いはじめる。ミツコの祖母が歌っていたという歌の旋律をたどりながら、老人の心には在りし日の豊かな村の暮らしがよみがえってくる。老人の家族や知人も、とまどいながらも人と自然のかかわりを呼び覚まされていく。
●キャストのご紹介は下記のURLをクリックしてください。
http://www.gendaiza.org//prom/story.htm
(現代座のHPにリンクさせていただきました)
ものがたり
ミツコは日系ブラジル人。祖母から、日本は人々が山や森や水に囲まれて暮らす国だと聞いていた。その祖母も故郷の村の「約束の水」という湧き水を恋しがりながら息をひきとった。意を決して祖母の国を訪ねてみたが、そこにはもう祖母から聞いていた日本の姿はなかった。山間地にある祖母の故郷も、もう無人地区になっていた。
ミツコはそこである家族の一団と出会う。家族に無断で山に戻ってきた年老いた父親を連れ戻すのだという。だが、説得する家族には心を閉ざす老人が、なぜかミツコのくちずさむ歌に子どものころの記憶をよみがえらせていく。
老人はミツコのために「約束の水」を探してやりたいと思いはじめる。ミツコの祖母が歌っていたという歌の旋律をたどりながら、老人の心には在りし日の豊かな村の暮らしがよみがえってくる。老人の家族や知人も、とまどいながらも人と自然のかかわりを呼び覚まされていく。
●キャストのご紹介は下記のURLをクリックしてください。
http://www.gendaiza.org//prom/story.htm
(現代座のHPにリンクさせていただきました)
by yakusokunomizu
| 2006-02-17 03:45
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